困ったときいろいろ

科学的な根拠や理由はわからなくても、
昔の人は日々の暮らしの中で色々なことを知っていました。
薬や医者の少なかった時代の、まさに生活の知恵ですね。


・耳の中の虫に懐中電灯
耳の中に入ってしまった虫は、
一生懸命取り出そうとすればするほど、
中へ入っていってしまいかねません。
虫が入ってから時間が経っていない時は、
耳の外から懐中電灯を近づけてみて下さい。
虫は明るい所に寄ってくる習性がありますので、
しばらくすると光の方向に向かってくると思います。


・耳の中の虫にオリーブオイル
耳の中にほんの少しだけオリーブオイルを塗ってみてください。
虫の体に油がつくことで、虫は窒息して死んでしまいます。
あまり無理に取り出そうとはせず、
すぐに取り出せない場合は医者に掛かるようにして下さい。


・虫よけにミカンの皮
ミカンの皮の汁を、体の露出部分にこすりつけてみてください。
蚊は、ミカンの皮に含まれているシトロネラールという成分が
嫌いなので寄ってこなくなります。
ただ、ミカンの皮の汁はかぶれることもありますので、
注意してください。


・わきの下の匂いにリンゴ
男女を問わず、脇の下のにおいって気になりますよね。
そのための制汗剤や芳香剤も様々な種類が売られています。
リンゴの繊維には、匂いの元となるアポクリン腺からの分泌を
抑制するといわれています。
すりおろしたリンゴをガーゼなどで軽く絞り、
その絞った残りを脇の下に湿布してみてください。


・わきの下の匂いに塩
フライパンで炒った塩をハンカチなどの布に包み、
脇の下にこすりつけてみてください。